WHAT'S GOING ON

<悲しいうわさ>と並んでマーヴィン・ゲイの偉業として称えられる名曲<WHAT'S GOING ON>はビーチ・ボーイズの<PET SOUND>と同じようにレコード会社の評判は最悪だった。

マーヴィン・ゲイはこのシングルを出すか出さないかで会社と悶着し、最終的に「自分を辞めさせるか、レコードを出すか」という結論を迫った。

---その結果、<WHAT'S GOING ON>はヒットチャート第一位になった。

よい音楽はその曲のタイトルがなんであれ、歌い手が誰かを知らなくても、迫るものがある。

60年代後半から始まったロックのひとつの役割「社会への提言」をブラックミュージックの世界で行った画期的な作品となった。しかもそのサウンドは独創性に富んでいる。

レコーディングに参加した多くのミュージシャンは混乱した。自分が何をしているのかつかめなかったのだ。そう、このサウンドは部品のように見立てた各パートを組み立てて完璧なまでにまとめあげた成果なのだ。

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