雨の夜、幼いアタシはママは「泣いたらダメ!」としかったわ。
そのまま裸足でとびだした街路で朝までうたった
そして大きくなったアタシは街が崩壊していく情景を笑顔で見守り
星を探すのに目障りな建物や人がいなくなるのを望んでいた。
暑い日に愛を知ったアタシは何でもできるのだと錯角した
すべてを捨ててついてこいと言われ、何かが壊れる音がした
全部捨てられる程今までがつまんなくもなかったし
あなたには余罪さえなかったの。それもつまんないことなの。
たえまなく愛情を注いでいたと思っていたのだけれど、
アタシが注いでいたのはぬるま湯。
あなたは結局枯れていたのだ。
アタシはゆきだるまを丸くつくることもできないくせに
雪を溶かさず握りしめられるような人を無作法にも探していた。